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1 黒豚 흑돼지구이
済州を代表する在来種の黒豚で、体つきが小さく、成長速度が遅いのが特徴です。1986年から済州畜産振興院によって管理されています。脂少なめで、もっちりとした食感が人気です。済州では焼いた黒豚をイワシやクマノミの塩辛につけて食べるため、一段と深い味わいになります。
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2 アワビ粥 전복죽
荒波に晒されながら成長する済州アワビは食感が飛び抜けています。米が不足していた済州島では、粥にアワビを入れて食べていました。粥に刻んだアワビの肝を加えると粥全体が黄金色に染まります。済州にはそれぞれの村に海女の家があり、海女が直接捕ったアワビで作った粥を味わうことができます。
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3 トムべゴギ 돔베고기
トムべゴギは済州の豚料理。トムべとは済州の方言で「まな板」のことで、済州でコギ(肉)といえば豚肉を指しています。豚の塊肉を煮てまな板の上でスライスし、まな板にのせたまま食べます。豚肉はイワシの塩辛につけて食べることもあります。済州の昔ながらのまな板は脚付で、小さなお膳のような形をしています。
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4 キジそば 꿩 메밀칼국수
済州は韓国最大のそば生産地です。また、中山間地域にはキジが多く生息しています。キジそばはこの2つの材料を活用した済州の伝統料理で、一般的なカルグクスより太くて短めの麺が使われます。キジ肉は鴨肉より脂分が少なく、キジのだしは鶏ガラよりもさっぱりしています。
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5 オメギ餅 오메기떡
オメギ餅はアワ粉をこねて作った餅のこと。最近ではもち米とヨモギ粉を混ぜて作られているため、緑色のものが主流です。餅の中に餡を入れて丸く捏ね、外側につぶ餡やきな粉、ナッツ類がまぶされています。
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6 ワラビユッケジャン 고사리육개장
ワラビユッケジャンは豚肉や済州ワラビ、そば粉を入れ、ワラビの形がなくなるぐらいじっくりと煮込んだ料理です。柔らかい肉の食感とぴりっとした辛い味が特徴です。
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7 モムグク(豚肉入り海藻スープ) 몸국
モムグクは冠婚葬祭に欠かせない済州の郷土料理で、「モム」とは海藻のホンダワラを意味する済州の方言です。豚肉を茹でた後、その茹で汁まで味わい尽くすため、茹で汁にホンダワラと豚の内臓を一緒に煮込んで食べたことがこの料理の始まりといわれています。ワラビユッケジャンと同様、そば粉のトロッとした食感が絶品です。
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8 海鮮トゥッペギ(海鮮スープ) 해물뚝배기
済州料理を豊かにするのは、なんといっても海産物。海の幸を使った済州の伝統料理が海鮮トゥッペギです。新鮮な旬の魚介類と味噌を入れて煮込んだ料理で、海鮮だしと味噌が調和して香り立つスープの味は絶品。アワビをたくさん入れるとアワビ土鍋、トコブシをたくさん入れるとトコブシ土鍋になります。
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9 馬肉 말고기
済州の中山間地域の草原地帯は古くから牧場の多いところで、自然と馬肉を食べる文化が生まれました。調理方法も様々で、ソバと和えてスジェビ(すいとん)として食べることもあれば、馬刺しや焼肉、しゃぶしゃぶとして食べることもあります。